「地球が何回回ったときー?」の答え...約1.7兆回!!
こんにちは、大久保です。
よく小学生の頃に友達に正論を言うと
「それは誰が言ったんですかー?
何時何分何秒ですかー?
地球が何回回ったときですかー?」
と煽られた経験が誰でもあるかと思いますが、
私も小学校の時にこの相手の意外な返しに、
何も言えなくなってしまった経験があります。
大人になったら
「誰が、いつ言ったか?」は適当に答えられるとして
「地球が何回回ったか?」は、どう答えるか迷いますね。
そこで今回は、
『現在地球はどのくらい回っているのか?』
について解説してみようと思います。
WikiImagesによるPixabayからの画像
地球は誕生してからおおよそ1.7兆回、自転している(2021年の4月1日時点)
先に答えを書いてしまうと、現在地球はおおよそ1.7兆回、回っています。
計算方法
現在、
「地球は24時間(1日)に1回りをしている」
わけなので、
地球の年齢を日数に換算してあげれば、
おおよその「地球が何回、回ったか」
がわかります。
地球が誕生してから46億年経過しているといわれているので、
1年を365日として計算してあげると
46億[年] x 365[日/年] =1.679兆[回]
となります。
ここで仮に、
「”回ったとき”とは地球の自転でなく公転を指している」
とした場合は、
地球の誕生年の46億年から46億回と回答しても良いでしょう。
WikiImagesによるPixabayからの画像
地球の回転が一定でないとした場合は、9.2345兆回
ここで、地球の歴史に詳しい方は、
「46億年前の地球の時点は1日に1回りをしているとは限らない」
と思われるかもしれません。
たしかに
できてすぐの地球の自転は2.5時間とする研究もあることから
実際に地球が回った回数は1.679兆回よりも多いと考えられます。
地球の減速度はわかならないので、
ここは
46億年前は地球の自転が2.5時間(1日あたり約10回転)で、
現在までに”一定の速度で減速した”として計算しましょう。
台形の計算方法をしてあげれば簡単ですね。
(10 + 1)/2 x 46億[年] x 365[日/年] =9.2345兆[回]
こちらの方がよりリアリティーのある数字かもしれません。
ちなみに
”一定の速度で減速”しないパターンとしては、
・隕石の衝突
・地球がなんらかの力*を受けて2分割され質量が減った
などで急な減速が起こったことが考えられます。
「地球が何回…」は難題を言って論点をずらす「相殺法」
inna mikitasによるPixabayからの画像
ビジネスの交渉の場や提案をするとき、
相手の都合が悪くなって、質問に対して難題や難癖をつけて会話を止める
方々をよく見ますね。
このような方法を「相殺法」と言います(※格闘技ではありません)。
相手の都合が悪くなった場合に出やすい現象です。
よって解決方法は、
・相手にとって何が都合が悪いのか?
・相手が不安に思っていることは何か?
を確認するとよいでしょう。
まとめ
・小学生が煽り文句に使うことがある「地球が何回回ったとき?」の答えは…
単純計算すると約1.679兆回である。
・リアリティーを求めた計算をするなら約9.2345兆回である。
・なぜそのような質問をするのか確認しよう。