【人類を超えるAIは生まれない?】劇場版 「仮面ライダーアギト PROJECT G4」の感想
こんちには、大久保です。
最近youtubeで 劇場版 「仮面ライダーアギト PROJECT G4」
が東映公式から公開されていたので、見てみました。
仮面ライダーアギト PROJECT G4 | 東映ビデオオフィシャルサイト
劇場版 「仮面ライダーアギト PROJECT G4」(2001)は、
平成仮面ライダーシリーズ初の劇場版で、
東映創立50周年記念作品・仮面ライダー30周年記念作品です。
[ 劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4 - Wikipediaより]
すごくチャレンジングな内容で、
リアル路線で大人目線でも面白かったので、書き留めたいと思います。
ストーリー概要
- 日々戦っている3人の主人公ライダーの前にメカタイプのライダー4号機「G4」が現れる
- 「G4」ライダーは『AI(人工知能)』技術により性能は高いものの装着者とサポートの超能力者を死に至る代物
- 死を肯定して戦う「G4」vs 生きるために戦う主人公ライダーの戦いが勃発
画像:「G4」仮面ライダーG4 | 仮面ライダー図鑑 | 東映より引用
ロケットランチャーのインパクトが強いですね。
「G4」は超性能ですが、装着者は一パーツに過ぎず、
中の人が死んでも戦い続けるというトンデモ兵器だったりします。
面白いと感じる点
■割と大人向け
平成仮面ライダー初期は割とシリアスな展開でテーマが重いので大人向けでおもしろいです。
水戸黄門のような勧善懲悪(かんぜんちょうあく)ではないので、
大人でも「G4」と「主人公たち」がなぜ戦っているかよくわからないと思います。
(といっても子供と見れないレベルのシリアスではないのでご安心ください)
■システムの設定がリアル
近年における「AI」のイメージは万能とか人智を超えたものというイメージですが
この映画の「AI」はあくまでシステムの一部というリアルな感じで、
使い所を悩むシーンなんかは、
最新のiphoneの昨日を実生活にどう取り込むかを問われている感じ。
本編ストーリー上でも
”AIの判断を優先するのか?”
もしくは、
”操縦者の意思を優先するのか?”
と「主人公たち」が悩む場面があり、
20年前の映画にしては、
リアル思考でよく考えられているのが面白いです。
当時の映画予告のクオリティは高くなくてわかりにくかったので、
解説動画はこちらでどうぞ
↓↓↓
【ゆっくり解説】仮面ライダーG4を解説『仮面ライダーアギト』 - YouTube
人間を超える「AI」は生まれるか?
この映画のテーマの一つでもあるように思えることですが、
個人的には、
「人間を超える判断をする "AI" は生まれない」
と思います。
というのも、
「AI」のロジックを組むのはあくまで人間だからです。
■「AI」が人間を超えると...
人智を超えた「AI」が出てくる映画といえば、
アーノルド・シュワルツェネッガー主演の『ターミネーター』シリーズですが
「AI」が人間を超えるということは、
人間のコントロールを超えることになるので
ほぼほぼ人間は滅びることになるでしょうね。
■最終的には自分たちが進化するしかない?
どんなに「AI技術」が進歩しても、
最終的な判断や評価は人間がするだろうし、
緊急停止スイッチは人間が持つことになる
人類の文明レベルが上がるには、氷川誠(主人公)のラストシーンのように
結局のところ人間が能力を上げるしかないのかなと
映画を見ながら思いました。
劇場版【仮面ライダーアギト】PROJECT G4について今だから話せること。 - YouTube
以上
大久保 建佑