HONDAがF1を2021年シーズンで撤退することを表明
こんにちわ☆大久保建佑です。
雑学のブログです。
コロナ禍においては、明るいニュースを多めにしたいと思いますが、今日はちょっとショックなニュースを。
概要:
- HONDAがF1を2021年シーズンもって撤退することを表明。
- 経営資源をガソリンエンジンから電気自動車/燃料電池車に振っていくとのこと。
- 「2050年カーボンニュートラルの実現」をめざす。
これはトヨタ自動車さんの「終身雇用は継続できない」に近い衝撃的な宣言ですね。クルマがガソリンエンジンは電気モーターに変わるというエンジン技術者の死刑宣告に近いわけです。
<自動車業界の構造がこれから変わる?>
「2050年カーボンニュートラルの実現」ということは、これからは電気自動車を主流にしていくということです。ということは、自動車業界の強大な部品の流通構造が再編されるということになります。部品メーカーの再編も変わることでしょう。
クルマがガソリンエンジンは電気モーターに変わるということは、クルマのキー技術も変わることを意味します。クルマの構造はとても複雑で部品点数は3万点と言われていますが、電気自動車は1万点程度です。自動車業界に携わる人は542万人と言われていますので、単純な計算をすると360万人は自動車業界から去る計算になります。
<今後どうなる?>
360万人は自動車業界から去ると書きましたが、自動車業界にいる方々は優秀な方が多いので、360万人が別の業界に向かうと考えると、新たな産業やサービスが伸びてくるはずです。悲観的に考えるより楽観的に考えてみましょう。
大久保 健佑