【経済】「ソフトバンクの株式上場に伴う株価下落」と「資金調達」のナンデ?
こんにちわ☆大久保建佑です。
雑学のブログです。
ソフトバンクの株式のニュースが今話題ですね。
「個人投資家は損をした」
というニュースがある一方で、
「ソフトバンクは2兆6000万円と最高額を市場から調達」
とのニュースもあります。
株は投資としてのイメージが強いですが、これはどういうことなんでしょう??
「実は株式は、いただいたお金の領収書」なんです。
今回はこれについて説明しましょう。
■実は株(株式)は、お金を頂いた領収書です。
◎「株で儲ける」とは転売と同じ原理!
一般的に「株」と言えば、
「買うことでお金が増えたりするもの」
と思っている方が多いです。実際、そういう本や話題は多いです。
「買うことでお金が増えたりする」とは、
例えば、
A社という会社のの1000円の株を100株、10万円で買ったとする。
その後しばらくして、A社の業績が上がって株価が1100円になって、そのタイミングで売ると11万になり1万円増える。
逆に、A社の業績が下がったりして株価が900円になって、そのタイミングで売ると9万になり1万円減る。
といったことです。
しかし、この価値が上がったり下がったりする現象が起こるのは、
「株」に限った話ではなく、
全ての価値あるものは、その価値は上がったり下がったりします。
例えば、
土地や家/建物、貨幣(お金)、
食べ物、野菜、衣服、交通費、コンサートのチケット、
アイフォン、若さ、などなども同じ現象が起こります。
こいったのモノの売買において、価値の差額で稼ぐ方もいらっしゃいます。
いわゆる「転売屋」さんなのですが、
「株」で儲けるというのは転売と同じことであり、特別なことではないのです。
◎株(株式)とは、会社にお金を投資した領収書
本来の株式とは何なのでしょう??
株(株式)とは、会社にお金を投資した領収書です。
株式とは - Yahoo! JAPAN によると、
株式会社は、事業を興すときに必要な資金を投資家から集めることができます。
会社は大量の資金が必要な場合には、銀行からの融資を受けたりしますが、それだけでまかなえるとは限りません。そこで広く、一般の企業や投資家から資金を調達するのです。
株(株式)とは、株主から集めた資金に対して発行する証書のことです。投資家は資金を提供したことで、会社が利益を上げたときに、その一部を受け取る権利をもらいます。会社は資金を集めるために、広く自社の事業について世間に知らしめる必要があります。
資金を提供し、株を購入した投資家を「株主」といいます。株主はいわば株式会社の「オーナー」ともいえます。
引用:https://info.finance.yahoo.co.jp/beginners/stocks/what/
投資したお金なので、実は会社はお金を返さなくてもOKです。
必ずしも金を返さなくても良いので、借金の借用書ではありません。
ただし、
会社も投資のお礼に会社が何かしたいため、利益の数%を得る権利だったり、会社が提供するサービスを安く使う権利が付与されているのです。
◎株式が発行される目的は資金調達
企業が株式を発行して、東証一部という市場に公開することで、
その株の権利が欲しい人や投資家が買い、資金が企業に集まるという構図です。
よって、
株式の価値が下がったとしても、企業は特に損をしません。
なぜなら、株式は領収書だからです。
そもそも株は見返りを求めて買うものではありません。
損をするのは転売を考えている人だけです。
◎まとめ
・株式は会社が頂いたお金の領収書
・企業が株式を発行するのは資金を募るため
・株で儲けるのは転売と同じ
大久保建佑