【文化】龍の爪!
こんにちわ☆大久保建佑です。
雑学のブログです。
すごい題名ですが(笑)、龍の爪と聞いて何本を想像するでしょうか??
(ちなみにここで「龍」は東洋の龍のことを指しています。)
引用:【写真】巨大な龍が目印!24時間営業の「金龍ラーメン本店」 | 大阪府 | トラベルジェイピー 旅行ガイド
龍の爪の数の文化的な意味について説明します♪
龍の爪の数は、身分の違いを表しているらしいです。
龍自体に身分があるわけではないです。
装飾や壁画に描かれる龍の爪の数が、所有者の身分を表すという話です。
日本で言うと冠位十二階の烏帽子の色でランク分けしたみたいなお話ですね。
爪の数によるランク分けは、
5本:皇帝
4本:貴族
3本:庶民
となっています。
(アニメ:カイジのEカードみたいですね…皇帝/庶民/奴隷)
龍にランクはないと書きましたが、
四神(白虎、朱雀、青龍、玄武)の「青龍」とその中央を守る「黄竜=(麒麟)」には
ランク分けがあって、黄龍>>青龍となっています。
装飾で黄龍と青龍が描かれる場合は、爪の数の描き分けがあるように感じます。
龍図屏風(龍虎図屏風のうち 部分) 曽我直庵筆 安土桃山~江戸時代・17世紀
ちなみに、
ドラゴンボールのシェンロンの爪の数は4本です。
ナメック星の本場のドラゴンボールの神龍(ポルンガ)の爪の数は5本です。
中国の龍は5本、
朝鮮半島は4本、
日本は3本で描かれていることが多いようです。
大久保 健佑