【10/28最新作発売!】女性側から見た「ときめきメモリアル」
こんにちは、大久保です。
2020年は家で過ごすことが多い1年で、ゲーム業界が非常に盛り上がった年でした。
「ファイナルファンタジーVII」「バイオハザード 2・3」「聖剣伝説3」など、
名作タイトルのリニューアルが最新ハードで発売し年齢・性別問わず楽しめる年でした。
2021年10月28日(木)には、KONAMIから新しく『女性目線の「ときめきメモリアル」』がNintendo Switchで発売されるのですが、女性目線で恋愛シミュレーションゲームが出るなんて、時代ですね。
「ときめきメモリアル」(以下、ときメモ)といえば、20年以上前の有名なタイトルゲームだったので、やり込んだ方も多いのではないでしょうか?
今回は新しい「ときメモ」のNintendo Switchでの発売を記念して、
「ときメモ」がどんなゲームだったかを紹介したいと思います。
ときめきメモリアル Girl's Side 4th Heart
【ゲーム内容】主人公の男子高校生を育成してヒロインに告白させるゲーム
「ときめきメモリアル」は1995年にコナミから発売されたPCエンジン用の恋愛シミュレーションゲームです。
このゲームは主人公を成長させて『ヒロインに告白させる』のが目的です。
テーマは「恋愛」ですが、試行錯誤が楽しめるゲームになっています。
ストーリー概要
このゲームの主人公(プレイヤー)は架空の私立高校「きらめき高校」に入学した男子生徒である。主人公は、「卒業式の日に、校庭のはずれにある樹(伝説の樹)の下での女の子からの告白で生まれたカップルは永遠に幸せになる」というきらめき高校の伝説を聞く。勉強、スポーツ、部活動などに取り組み主人公の能力値を高め、幼なじみで憧れのヒロイン・藤崎詩織の理想に近付け、さらにはデートを重ねて親しくなり卒業式の日に伝説の樹の下で彼女からの告白を受けることが目的である。
また、本作品には恋愛という表向きの要素のほかに、「3年間の学校生活を追体験する」という裏のテーマが込められている。むしろ企画の基となったのは学校生活のほうであり、「魅力的なヒロイン」や「卒業の日の告白」という華々しい側面は後から付け加えられたものである。実際のゲーム内容も、ヒロインとのデート以外はほとんどが校内を舞台としている。
プレーヤーができること
このゲームの操作はとても単純で、プレーヤーができることは、
- 「日曜日の夜にその週の予定(勉強や運動)を決める」
- 「デートやイベントで会話の選択肢を選ぶ」
の2つなので、とてもとっつきやすく、高校生活の世界観に入っていきやすいです。
ゲームを面白くする要素
操作は単純ですが、このゲームを面白くしている要素は次の通りです。
①主人公の能力値でヒロインの反応が変わる
選んだ予定(勉強、運動、部活動など)によって主人公の能力値が成長します。
この能力値によってクリアできるイベントや落とせるヒロインが変わってきます。
②デートを申し込んで、メインヒロインの好感度を上げる
デートでは3択の会話の選択肢が表示され、それによってヒロインの好感度が変化します。好感度によって、ヒロインの表情ややりとりが変化します。
ヒロインとの好感度が上がってくると、学校帰りに校門前で毎日待ち伏せをくらいます。
③その他のヒロインの好感度調整が必要
このゲームの最も面白い要素です。
狙っているヒロイン以外とのやりとりをないがしろにすると、ペナルティが発生します。
このペナルティは「爆弾」と呼ばれ、爆発するとヒロイン全員の好感度が激減します。
以上のような要素を、
3年間という期間で予定を組みながら、ある程度の八方美人な振舞いも要求されるため、
「メインヒロインを落とすために、時間がなくなる」ということもしばしばあります。
魅力的な点、気になる点
<魅力的な点>
ヒロイン達が魅力的
本作品の魅力はヒロインたちが魅力的な点です。
フルボイスで表情豊なヒロインとのやりとりはさまざまなパターンがあり、
好感度を上げてデレさせたときの達成感は爽快です。
さまざまなパターンで何度でもプレイしたくなります。
自分の魅力を上げることが大事と気付ける点
高校生活での「恋愛」がテーマということもあって、
『恋愛駆け引きやテクニックは必要なく、ひたすら自分の魅力をあげるのが王道』
ということにハッとする点も多いですね。
全年齢対象である
CERO:A(全年齢対象)のため、
過激な描写はなく安心してゲームプレイができる点も良いです。
<気になる点>
1995年に作られたゲームであるため全体的に古臭い
生活感が昭和
- スマホやメール、LINEが存在せず、連絡手段が固定電話のみ
- 服装が昭和…高校生だよね?って思える服装や水着、髪型
- 美術館の展示物がギーガーなど
ギャグが古い
・番長がケンカを売ってくるなど
以上
大久保建佑